補足

ええと、自分は「はてな」の対応に問題があったとは思っていないです。規約に抵触していなかったとは言い切れませんし、記事を全て削除されなかったことは誠実な対応だと受け取りました。上の記事で、はてなを批判しているのは、規約のどの項目に違反したかをメールに書いたほうがいいのでは、という1点だけです。


id:yms-zunさんの記事へのお返事。

一連の行動ではてなが強権発動を含む何らかの行動をとらざるを得ない状況を招いてゐることは,すでに私にとつては迷惑な話です。私の様な他者を必然的に巻き込むことになる一連の行為に対して,どの様に責任をとるつもりでいらつしやるのか,説明を求めます。

もし誰か1人の発言で「はてな」が潰れてしまうようなことがあるとしたら、それは規約や自浄作用を含めたはてなのシステムデザインに問題があるのだと思います。規約レベルでのシステムのデバッグは、運営しながら進めていくしか方法がないんじゃないでしょうか。管理者に楽をさせるユーザばかりになってしまうことが、システム全体にとって良い事だとは思いません。

更に、はてなにお金を払ってサービスを受けている顧客の立場で言うと、サービスの範囲を知りたいと思うことに(つまり、どのような発言が規約違反だとされるのか知りたいと思うことに)問題があるとは思えないです。上の記事はいくらなんでも規約違反とは言えないと思うんですが、これでも規約違反とされるとしたらサービスを移ることを考えます。でも大丈夫でしょう。


ishinaoさんの記事へのお返事。

まず大前提として、自分の言論の責任は自分でとるのが基本なんだから、プロバイダを隠れ蓑にして自分の言論の責任の代行をさせるのはやめようよ。特に問題がない状況で、プロバイダに匿名性を確保してもらうのはかまわないけれども、何らかのリアルなトラブルが発生した場合にまで、その言論の責任代行(の一端)をプロバイダに押しつけるってのは、プロバイダの業務の範囲外だろう。

僕の記事に限って言えば、今回のはてなの対応に問題があるとは思っていないですし、第一匿名でもありません。(一部誤解を招く表現を削除しました)事実関係をはっきりさせることで事態を改善する必要があるのではないですかと、穏当な意見を申し上げています。


id:deosさんの記事へのお返事。

id:kosekiさんは式場を探しているの?
結婚するんだぁ
おめでとう!!

うわ!精神的苦痛を与える発言!規約違反!マジ削除!超削除!

……えーと、まじめに答えると、いろいろ関心事を含む話題だったことと、何か大きな買い物をする時にGoogleで調べるのって普通だと思うんですが、その結果が不当に操作されてしまうのはイヤだなあと思ったという、そんな感じです。検索した時には、なるべく多様な意見に触れられるようになっていてほしいと思います。

株式会社ウェディング様より有限会社はてな様に削除要請

株式会社ウェディング様より、有限会社はてな様に削除要請があったそうです(以下敬称略)。該当する記事は、はてなにより規約違反と判断され、id:koseki:20040111の

  • タイトルが削除されました。
  • 記事の一部が書き換えられました。

メールには、規約のどの項目に違反しているのか書かれていませんでした。この点は改善すべきところだと思います(id:hatenadiary)。以下メールの一部を引用させていただきます。

(2/3 11:30 追記)全文引用に切り替えました。一部だけ引用することで、はてなに不利な印象を与えていると判断したためです。特にオリジナルの日記を添付でお送りいただいたという点は強調しておきます。

koseki様

はてなの近藤と申します。
日頃ははてなをご利用頂き有難うございます。

さて、kosekiさんの日記の内容について、株式会社ウェディング
様より削除の要請をいただきました。

弊社で調査を行いましたところ、株式会社ウェディング様と、
○○○○○○様を併記し、両者が関連するものであること
を連想することが可能となっていた部分について、弊社利用規約
に抵触すると判断し、削除させて頂きました。

削除前の内容をお送りさせて頂きます。

なにとぞ、ご了承いただきますようお願いいたします。

==================
はてな サポート窓口
info@hatena.ne.jp
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「連想することが可能となっていた部分」ですが、株式会社ウェディングがどのような販売をされているのかについて自分は全く知りません。販売方法に問題があるかのように読めてしまう点があったとしたら、お詫びいたします。

ただ、株式会社ウェディングの広告手法が悪質なのではないかという(個人的な)印象は変わっておりません。そこで、1/11に書いた内容を、建設的な批判として(率直に直截的な表現方法で)もう一度書かせていただきます。

以下は、株式会社ウェディングを中傷したり経済的損害を与えようとする目的で書かれるものではなく、疑問点を明確にし状況を改善するために書かれるものです。


Googleで「株式会社ウェディング」を検索すると、株式会社ウェディングを絶賛する以下のようなサイトが見つかります。

これらのサイトには以下のような共通点があります。

  • 全てのドメイン名を株式会社ニューコンセプトが管理している。
  • 全てのサイトのIPアドレスが同一である。
  • 全てのサイトにIBM WebSphere Studio Homepage Builder 7.0で作成されたことを示すMETAタグが含まれている。
  • 全てのサイトに検索用キーワード「株式会社ウエディング,株式会社ウェディング,ウエディング,ウェディング」が、正確にこの順番で埋め込まれている。
  • 全てのサイトはルート直下に株式会社ウェディングをほめるページが置かれていて、他にページを見つけることができない。
  • 一部に、映画「女帝」を誉めるページがおかれているが、この映画は株式会社ウェディングと株式会社ニューコンセプトの両方に関係がある(らしい)。

これだけ不審な点があれば、広告目的で作成されたニセのサイト群ではないかと考えるのが、常識的な判断だろうと思います。

もしこれが仮に事実だとしたら、消費者に偽りの印象を与えようとしている点で悪質な広告手法であり、検索エンジンの結果を汚染するという点でこのような広告手法を使う企業から何かを購入するのは周囲にとって迷惑ですらあると思います。

もし、株式会社ウェディング様がこれらのサイト群と何ら関係がないのであれば、これだけネット上で話題になっている以上、株式会社ニューコンセプト様の不審な行動について確認をとるべきではないかと思います。

以上、失礼な点はお詫びします。疑問が解消されることを願っています。