舞城 王太郎『世界は密室でできている。』 (ISBN:4061822462)

読みました。『阿修羅ガール』 (ISBN:4104580015)と『熊の場所』 (ISBN:4062113953)も読んだんですが、これの前半が一番面白かったです。ちなみに、「蓮乳」の話から始まります。

阿修羅ガール』は、どんなに読まれても現実は1ミリも動かない感じがして、つらかった。どっちかというと『熊の場所』のほうが良かったかなー。

『COMIC CUE Vol.300!』 (ISBN:4872573528)

羽海野チカ「星のオペラ」が素晴らしく素晴らしいです。あと南Q太、原作との関係が素晴らしい。

地下沢中也、読んでません。単行本が楽しみです。けど、「第一部完結」っていうのが嫌な感じ。マンガで「第n部完結」っていうときは、たいがい「どうにもならなくなりました」っていう意味ですよね。『昴』とか。ああいう白々しい嘘はやめたほうがいいんじゃないのかなあ。

横山裕一「土木(3)」、禍禍しい。捉えどころの無い怒り。