追記

『門』の冒頭。主人公が縁側から部屋の中にいる妻に「近」の字の書き方を尋ねる。妻は縁側に出て、指で宙に文字を書き、そのまま指を止めて晴れ渡った空を見る。

……というシーンだと思っていたんですが、読み返したら少し違っていました。いい加減に読んでるのがよくわかります。実際はもうちょっとユーモラスな感じ。