僕は君を殺さないよ

係官が「日本語を話せるか?」と聞くので「Of course Yes」と答えるとニコニコしながら「爆弾は持っているか?」と聞かれた。彼は笑顔だったが、あまり笑えないジョークだった。「僕は君を殺さないよ」と言ったが、さすがに五味さんをはマブダチだとは言えなかった。彼が日本語で「さよなら」といってくれたので、僕は「マッサラーマ」と答え飛行機に乗り込んだ。