Impact Point (via 第弐齋藤 NC)

一見して、おー、かっこいい写真と思いました。でも、高解像度のほうを見ていたら、だんだん嫌な気持ちに。ドメイン見るとmilだったので、なるほどなあと。正確さ、清潔感、そして差し込む一条の光。明るい出口に向けて描かれた小さな矢印も印象的です。小説の挿絵にぴったりじゃないでしょうか。

イラク戦争が始まる直前のニューズウィークに、「終わってみればいい戦争だった、と言われるようになるだろう」という主旨の(アメリカのエライ人の*1)発言が載っていました。最初から準備されていたストーリーがあったわけです。そのストーリーに沿って、様々な演出がされているのでしょう。報道もそれに簡単に乗っかってしまう

実際に圧政から解放されて、喜んでいる人が大勢いるのは事実だと思います。でも、それを根拠に暴力で人を殺してよかったなんて言えるわけがない。ストーリーを作っておいて、暴力を別のものであるかのように演出してしまうのは、最低だと思います。

現実の戦争は、いまも続いているようです

*1:手元に無いんです。すいません。図書館で見てみます。