これまでのあらすじ

窮地に陥った<後輩>を、<先輩>は「ガム」を使った巧妙なトリックで「通天閣」から救出する。空になった部屋にはモーツァルトのレクイエムが響き渡っていた。「DJのHOWTO本で学んだのさ」と嘯く<先輩>。

何もかもがうまく収まると思えたその時、「おばあさん」の手引きにより突如現れた<科学者>が、<先輩>を巧みに「オートコンプリート」してしまう。<先輩>の見た夢は「コロンボからの年賀状」が<科学者>の罠であることを告げていた。「細胞と語り合うんだ……」<科学者>が<先輩>の耳元で囁く。

永遠に改められることのない「日記」を改めるべく、<後輩>は「アメリカ歴代大統領」たちの元へと単身乗り込んでゆくのだった。