ポツドール 『激情』

珍しく外出欲が沸いたので、えんげきのぺーじの一番上に載ってたポツドール『激情』を当日券で見てきました。すごかったです……。普段の3倍くらい明るいきもちで出かけたのに、帰るときはどん底でした。もう台無し。いい意味で。いい意味の台無しってなんでしょうか。青コークで酔っ払って適当かいてます。

どんくらいイヤな感じかは、ここからリンクされてるムービーを見ると伝わってくるのではないかと思います。覚悟を決めてどうぞ。

うわあ……。『激情』はしっかりとしたストーリーがあって、ここでキレるんだな、というのがある程度予測できるんですが、それでも女優さんが力いっぱい蹴られている(ように見える)シーンは厳しかったです……。後半冬の場面は、舞台の中央で石油ストーブが燃えてるんですが、それがもう怖くて怖くて。確実に誰かが熱湯を浴びるんだと思ってました。本当は熱湯なんか無いのに。

それから、東北弁がこんなに暴力/欲望と直結した怖い言葉になってしまったのはいつからなんだろう、などと思いながら見てました。などと知ったようなことを書いてますが、思い浮かぶのは『ザ・ワールド・イズ・マイン』と『シンセミア』だけです。

受け付け開始から10分過ぎた頃に着いて、キャンセル待ちでしたが、おかげさまで最前列で見られました。最前列大好きです。1m先、伸ばせば手の届く距離でディープキスとかローキックとか見てました。でも舞台の反対側(上手側?)は寝室で、そっちのほうがエロそうでちょっとうらやましかったです。

最後はカーテンコールどころか拍手もなく地味に終わってましたけど、また行きたいです。と、演劇をたまに見ると毎回思います。この公演は火曜まで。次回は10月に三鷹だそうです。

あと、劇団のウェブログが宣伝トラックバックを飛ばしまくってたようで、でトラックバックを受けた方が割と素直に宣伝したりしてて、ちょっと面白いです。ぱどタウン的な異文化の風が吹いてます。

全体的に悪口書いてる見えるかもしれませんけど、行って良かったです。本当。

(追記) キーワード(→ポツドール)から辿って。

あー、東北じゃなくて北海道(北の国から)なんですね……。まあ一緒みてえなもんだろう。あっちのほうだ、あっちのほう。江戸っ子にゃあ区別つかねんだよ(本当は仙台生まれです)。